パーツフィーダのトップメーカーである神鋼電機株式会社(本社:東京都江東区、社長:佐伯弘文)は、これまでオプションユニットであったオーバーフロー制御機能と、定振幅制御機能の各ユニットを一体化したオートチューニング機構付き「汎用パーツフィーダ用デジタルコントローラ」を新たに開発04年4月から販売を開始しました。
従来はコントローラ本体と、オーバーフロー制御ユニット、定振幅制御ユニットの組み合わせで使用されていましたが、コントローラ本体と各ユニットを一体化したため設置面積において約50%の小形化(※当社比)を実現しました。また、エンコーダを採用したことにより、つまみで簡単にデジタルコントローラをアナログ感覚で振動調整ができることから、パーツフィーダの加工業者が待ち望んでいたコントローラと言えます。
神鋼電機は一般汎用パーツフィーダやリニアフィーダ、また電子チップ部品用精密パーツフィーダまで、各種のパーツフィーダを製造販売しています。当社は電機メーカーならではの制御技術を駆使し、各種パーツフィーダを効率良く稼動運転させるための各種コントローラをラインアップしています。価格は現行コントローラ、オーバーフロー制御ユニット、定振幅制御ユニットのセット価格と同程度を考えており、年間に10000台(約6億円)の売上を見込んでいます。 |