トップページへ戻る

超重量物搬送台車を中国へ技術供与
造船・橋梁向け80トン〜400トン積み油圧式自走台車
 神鋼電機株式会社(本社:東京都港区、社長:佐伯弘文)は、中国の特殊車両メーカーである威海広泰空港設備股分有限公司殿に対し、造船・橋梁向け80トン〜400トンの油圧駆動式重量物搬送台車(エレベーティグトランスポーター)の技術供与に関して、神鋼商事株式会社(本社:大阪市中央区、社長:森脇亞人)を通じて交渉してきましたが、この程技術提供に合意し、去る2月24日に中国山東省威海市にて調印式を行いました。

 当社は1981年以来、鉄鋼、造船、橋梁等分野向けの超重量搬送用として当社独自の技術展開を図り、各種大型搬送車をシリーズ化して1999年迄に累計で150台を納入、同分野での超重量搬送の合理化、省力化に大きく貢献してきました。

 一方、著しい経済発展の伸び率を示す中国市場では、今後、造船や橋梁業界において超重量物搬送がますます増加することが見込まれることから、高速、制御性、高稼働率の面で当社の確立された技術力と、豊富な納入実績を評価する威海広泰空港設備股分有限公司殿が当社を指名し、今回の技術供与の調印に至りました。

 今後、威海広泰空港設備股分有限公司殿の中国市場での受注活動や製造過程において、当社は技術面でのサポートを行いつつ、造船関係で120台、橋梁他で300〜400台という需要案件の取り込みを展開します。(向こう5年間の中国側の需要予測)
 
●技術供与先
威海広泰空港設備股分有限公司
(本社所在地) 山東省威海市環翠区古寨南路160号
 
●技術供与対象機種
【機種】 油圧駆動式重量物搬送台車(エレベーティグトランスポーター)PDH形
【積載量】 80トン〜400トン積載
イメージ【特長】
車体上面の荷台は、各車輪ごとに設けられた油圧ジャッキシリンダーにより上昇、下降することができ、また、荷台をアップしたまま走行できるセルフローディングシステム採用をしているので、クレーンなどの荷役機械を使用することなく、搬送台車自体で積み込み、搬送、積み下ろし作業が可能。また、 超重量物搬送でありながら自走速度6km/hrを実現し、超重量物の荷役作業の省力化と効率化を推進できます。
 
【車体外観】
イメージ
この件についてのお問い合わせは下記にお願いいたします。
【報道関係様】
 神鋼電機株式会社 総務人事部広報グループ 担当 郡司
 Tel.03-5473-1803
【お客様】
  神鋼電機株式会社 大型搬送システム営業部 
 Tel.03-5473-1829 Fax.03-5473-1842
 〒105-8564 東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー
ニュースリリース一覧に戻る>>
製品情報>>

このページに関するお問い合わせ先 はこちら