豊橋技術科学大学(学長:西永頌、住所:愛知県豊橋市天伯町雲雀ヶ丘1-1)と神鋼電機株式会社(代表取締役社長:佐伯弘文、住所:東京都港区芝大門1-1-30)は、連携・協力関係を強化し、科学技術・学術研究の振興と研究成果の社会活用の推進を図ることを目的に5月19日(木)に、包括協定を締結しました。
豊橋技術科学大学と神鋼電機株式会社は、これまでも個別のテーマを通じて研究者レベルでの連携・協力関係を築いてきました。
本包括協定は、豊橋技術科学大学の有する最先端の研究シーズと神鋼電機株式会社の保有する技術力との融合により、早期の研究開発成果に繋げるよう、組織的な連携を深め緊密に情報交換を行おうとするもので、(1)共同研究開発・委託研究の実施等に対する戦略討議、(2)研究者の交流などを主な内容とします。
今後、協定に基づく連携連絡会を中心として、組織レベルでの連携・協力関係を構築し、具体的な共同研究開発・委託研究テーマの選定を進め、複数の研究テーマを立ち上げる予定です。さらに、有望な技術分野に対して、幅広く情報交流などを行い積極的に連携関係を構築していきます。
豊橋技術科学大学は、科学に裏付けられた技術、すなわち技術科学の教育・研究を使命としています。この使命のもと、人材育成を進めるとともに、最先端研究分野における研究開発の推進と研究成果の積極的な技術移転を通じて地域社会との連携強化に取り組んできました。今回の包括協定締結を契機に組織的な取り組みを強化し、産学連携による大きな成果創出を行う予定です。
神鋼電機株式会社は、「もっと人のそばに」をテーマとしてユーザに安心と便利さ・快適さを持った商品・サービスの提供と産業・社会の発展に貢献してまいりました。
今回の包括協定締結により、組織的な研究連携体制を構築することで個々の分野でなく融合分野の研究テーマへの取組みや技術力強化、研究開発の効率化を促進し、更なる社会貢献のために役立ててまいります。 |