1917年の創業から90年の歳月を経た今、船舶用モータを起源とした重電機器の事業領域は、時代の変遷とともに電子機器、精密機器分野へと広がり、いつの間にか企業の実像は大きく変貌を遂げています。これまで、幾度かの経営危機に直面し、人員合理化や事業売却など、道のりは決して平坦ではありませんでしたが、その一方で、新しい製品・技術を世に送り出し、“ものづくり”の改革にも取り組みつつ、業績向上のためにひたすら走り続けてきました。
しかしながら、時代は社会の中における企業の役割、さらには当社を支えていただくステークホルダの皆様からの期待の変化を肌で感じざるを得ない環境となり、企業はもっと大きく進化していく必要があると受け止め、これからの90年、私たちの進むべき道、大切にすべき価値とはなにかを見つめ直してきました。
その結果、1986年1月に制定した当社企業グループの経営基本理念である、『品質第一の考えに立ち、エレクトロニクス応用技術を核としたユーザーの満足する製品・サービスを提供し、産業・社会に貢献する』の精神を引き継ぎつつ、これからのメーカーに求められる技術、社員のもち続けるべき心、そして当社が将来にわたって社会で存在しつづけるための価値を込めたものとして、新しいコーポレートブランドの考え方と新社名を制定しました。
ブランドステートメント
響いてこそ技術
いくつもの旋律が聴衆の心に響く交響曲(シンフォニー)のように。
私たちは、製品、サービスを通して「お客様の心に響く技術」、「地球の未来に響く技術」、「人を大切に想う気持ちへ響く技術」を追い求め、多彩な技術で新しい時代のシンフォニーを奏でていきます。
「響いてこそ技術」
私たちシンフォニア テクノロジーの新しい基準です。 |