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トヨタ紡織(株)殿の環境への取組みに沿い
同社の各工場へ小形風力発電装置

「そよ風くん」大量受注、設置
 神鋼電機株式会社(代表取締役社長:安井強、本社:東京都港区)は、この程、トヨタ紡織株式会社殿(取締役社長:豊田周平殿、本社:愛知県刈谷市)より、同社が環境負荷低減への取組みの一環として積極的に推進中の計画に基づき、同社の各工場に設置する小形風力発電装置「そよ風くん」を、ご発注いただき、本年3月までに納入設置しました。

 近年の環境重視経営により、工場地域の環境維持と地域との共生の立場から、エコロジーを中心とした取り組みを熱心に行う各企業の事業所が多く見受けられるようになりました。このような取り組みの一環として、当社の小形風力発電装置や工場排水を活用したマイクロ水力発電装置をセットで採用するなど、環境問題に積極的に取り組む姿勢の企業が増加しています。今回のトヨタ紡織殿のように各工場への風力発電装置の複数採用は国内では初めてのケースです。

 トヨタ紡織株式会社殿は、2004年に独自の「トヨタ紡織地球環境憲章」を制定され、同社のグループ全体で共有する環境方針として、とりわけ、地球規模の温暖化をはじめ今後のエネルギー問題や省エネルギーの観点から、環境への負荷低減に向けた様々な取り組みを積極的に推進しておられます。既に2007年3月には同社の猿投工場、刈谷工場に、当社の小形風力発電装置「そよ風くん」を各一基導入設置済みです。

 今回当社の小形風力発電装置を設置する9工場は以下の工場です。
 ・豊橋北工場 ・豊橋南第一工場 ・豊橋南第二工場 ・藤岡工場
 ・高岡工場 ・堤工場 ・岐阜工場 ・大口工場 ・御殿場工場 (順不同)

 設置される小型風力発電装置で得られた電気は、通常は各工場の照明電源の一部として活用され、また地震等非常時は、非常用電源としても使用される計画です。

 地球的規模の環境問題の意識高揚を背景に、当社の小型風力発電装置「そよ風くん」は太陽光発電装置も併電しており、2003年秋からの発売以来全国に約600基の設置実績を積み重ねてきています。これまで設置した全ての装置に破壊や倒壊事故などが全くなく、風速1m/秒から自力回転し、そよ風程度の風速2m/秒から効率よく発電することが認められ、また、羽(ブレード)の風切音も極めて低いため、一般家庭や企業、スーパーをはじめ、教育用も兼ねて学校や道の駅、或は、災害時の避難場所となる公園などの公的施設にも採用が進んでいます。

 また、当社はこの間、大出力を望むユーザー向けとして、そよ風くんを4段重ねにしたタンデム型10kWタイプや、出力300Wと小容量ながら比較的手軽に設置できるタイプの通称「紋次郎」など、メニューの拡充を図ってきました。

 当社では、原油高騰やますます深刻化する地球温暖化問題などから、クリーンな自然エネルギーによる風力発電装置及び、当社独自開発の家庭用小型水力発電装置「リッター水力発電装置」などが、ますます重要視されるものと考え、今後も積極的な販売活動を展開します。
【トヨタ紡織(株)殿納入「そよ風くん」の仕様】
型式 WK32-20  
定格出力 1840W  
最大出力 2260W  
ブレード数 4枚 ジャイロミル型
風車直径 3.2m  
定格風速 13m/秒  
カットイン風速 2m/秒 発電できる最低風速
カットアウト風速 14m/秒 発電できる最大風速
耐風速 60m/秒 最大瞬時
出力 AC100V 正弦波
小形風力発電装置「そよ風くん」WK32-20 トヨタ紡織猿投工場殿(2007年3月設置)

小形風力発電装置「そよ風くん」WK32-20
トヨタ紡織猿投工場殿(2007年3月設置)

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