神鋼電機株式会社(本社:東京都港区、社長:安井強)は、このほど、韓国最大手の電炉メーカーである東国製鋼(株)殿より、世界最大級(縦4.3m×横2.15m)となるスクラップ吊り小判型リフマグ6台を受注しました。「リフマグ」は当社の商標登録です
この程受注したスクラップ吊りリフマグは、来年春に操業を開始する予定の、東国製鋼(株)殿の主力工場である仁川製鋼所のスクラップヤード向けに納入します。同社向けには、1992年〜1996年にかけて、当時世界最大級であったスクラップ吊り丸型リフマグ(直径3.2m)14台の納入実績があり、現在も同社にて稼働しています。
今回の成約に当たっては、長年にわたり培われた当社リフマグに寄せる信頼に加え、小判型の提案により、スペース制限のあるトラック荷台からの、スクラップ荷役作業の効率化が高く評価されて受注に結びつきました。なお、今回の受注金額はおよそ2億円です。
【当社のリフマグの歴史】
社のリフティングマグネットは、昭和25年に神戸製鋼所で使用されていた外国製のリフティングマグネットの修理を依頼されたことに始まります。
翌年の昭和26年には、直径1.5mの丸型自社製品第一号のリフティングマグネットを発売すると共に、昭和37年には「リフマグ」という登録商標を取り、以来、業界においても「リフマグ」がリフティングマグネットの代名詞として現在でも認知されています。
この間、各種のスクラップ吊りリフマグをはじめ、製鉄会社向けのストリップコイル吊りリフマグ、鋼板吊りリフマグ、パイプ吊りリフマグなど多数の製品メニューを擁し、文字通りリフマグのトップメーカーとして今日に至っています。 |