神鋼電機株式会社(本社:東京都港区、社長:安井強)は、11月1日付けで、従来は主に社内向けに製造供給していた各種コントローラを、今後は積極的に外販拡大を目指すため「コントローラ開発営業部」を新たに発足させました。
当社では100種類ほどのアクチュエータを含むコントローラ製品を製造し、一部は、建設機械メーカーやフォークリフトメーカー向けに、或いは、パーツフィーダ用コントローラの外販を行っていますが、そのほとんどを社内製品向けに生産供給してきました。
当社は、ハードとソフトの両面を持つメーカーの強みをベースに、あらゆる産業向けにいろいろなコントローラを納入してきました。その豊富な経験と実績、また、永年蓄積してきた制御技術のノウハウ、卓越したコントローラの開発力をベースに、従来の社内受注中心から今後は、徐々に積極的に外販に取り組み、コントローラのビジネスを拡大発展させていくために、社長直属部門として「コントローラ開発営業部」を新設しました。
今後当社は、現在お客様に納入している駆動機器(モータ、クラッチなどのアクチュエータ)や、駆動装置(パワー回路、インバータなどのドライバ)の周辺はもとより、前後工程で使用されている駆動機器、或いは、統括する上位の制御装置まで踏み込んだ積極的な受注拡大活動を展開します。
尚、今後、外販を拡大させるとともに、社内受注を含めて100億円規模の事業に育成し、数年以内にはこの事業を分離・独立させ「コントローラ専門の別会社」に発展させることも視野に入れています。
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