株式会社ダイケンの全株式を取得 OA機器用電磁クラッチのトップシェアへ
2010年2月26日
|
|
シンフォニアテクノロジー株式会社(本社:東京都港区 社長:武藤昌三)は京セラミタ株式会社(本社:大阪市中央区 社長:駒口克己)との間で、京セラミタ株式会社の連結子会社で電磁クラッチの製造販売会社である株式会社ダイケン(本社:兵庫県明石市 社長:井上俊二)の全株式を譲り受けることについて、2月24日に両社で合意しました。尚、株式取得後も株式会社ダイケンの現在の生産体制を維持するとともに、従業員全員をそのまま継承します。
当社は、1924年(大正15年)にセメントミルプラント向けの同期電動機用大型単板電磁クラッチを開発して以来、一般産業機械用、工作機械用、自動車用、複写機等のOA機器向けマイクロクラッチなど、電磁クラッチ・ブレーキの大手メーカーとしてあらゆる産業界の自動化・省力化に貢献しています。
一方、株式会社ダイケンは、1975年に複写機用電磁マイクロクラッチ専業メーカーとして創業、1997年には中国生産を開始するなど、マイクロクラッチ技術をベースに自動販売機、ATM、印刷機器用等への展開を図るとともに、複合機、プリンタ用ペーパーハンドリング関連商品の開発・製造・販売事業を行ってきました。
当社は、OA機器用電磁クラッチ分野では、株式会社ダイケンより古い歴史を持っておりますが、現在、業界において十分なシェアを獲得するには至っておりません。今回、株式を譲り受けることとなった株式会社ダイケンは、プリンタ・複合機メーカーのグループ企業として、高度な技術蓄積と生産技術を有しており、特にコスト競争力では業界より高い評価を受け、豊富な実績を築いています。また、当社の電磁クラッチ事業と競合する顧客もほとんどなく、高い技術力とコスト競争力を持つ株式会社ダイケンと電磁クラッチ・ブレーキの総合メーカーである当社が一体となることにより、OA機器用マイクロクラッチ分野ではトップメーカーとなると見込んでおります。
当社では、電磁クラッチ・ブレーキ事業の積極的な拡大に取り組んでおり、自動車用クラッチやモータアクチュエータと、各種制御を組み合わせたモーションコントロールユニットの拡大に向け、株式会社ダイケンの新たなメニューが加わることにより、電磁クラッチ・ブレーキの総合メーカーとしてさらなる事業拡大を図っていきます。 |
|
■株式会社ダイケンの概要
会社名 |
株式会社ダイケン |
所在地 |
兵庫県明石市大久保町江井ヶ島天狗松1304-33 |
代表者 |
代表取締役社長 井上 俊二 |
設立年月 |
1975年8月 |
主な事業内容 |
各種マイクロクラッチ製造・販売 |
決算期 |
2010年3月期 |
従業員数 |
28人 |
資本金 |
8,450万円 |
発行済株式数 |
40,000株 |
株主 |
京セラミタ株式会社 100% |
海外生産拠点 |
中国広東省東莞 300人規模 |
|
|
この件についてのお問い合わせは下記にお願いいたします。 |
【報道関係様】
シンフォニアテクノロジー株式会社 総務人事部広報グループ 担当 嶽本(だきもと) Tel.03-5473-1803 |
住所はいずれも
〒105-8564 東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー |
ニュースリリース一覧に戻る>> |
このページに関するお問い合わせ先
はこちら
|