成長市場インドネシア ジャカルタに事務所開設
販売・サービス強化に加え、海外向け製品開発の情報拠点に
2012年10月29日 |
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シンフォニアテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、社長:武藤昌三)は、海外の成長市場であるASEANの中でも、特に今後の発展が見込まれるインドネシアの首都ジャカルタに、製品の販売・サービスの支援に加え、海外向け製品開発の情報収集拠点を目的とする駐在員事務所を10月より開設しました。
当社グループは2010年に策定した3ヶ年中期経営計画(SFG2012)で、従来、海外向けの売上が10%程度しかない状況から海外事業の拡大を経営計画の柱として、急ピッチで海外事業へのシフトを図っています。販売面においては、国内の各事業部に海外営業の専任者を配置しました。さらに、2010年に中国上海での販売会社設立、11年にはタイバンコクで営業所を開設し、現在、売上高に占める海外の割合は20%に近づいてまいりました。また、この間、海外生産では従来からの生産拠点である中国、タイで生産能力の強化を進めてまいりました。
今回、駐在員事務所を開設したインドネシアは、ASEANの域内人口6億人の約40%の人口(2.4億人)を抱え、2004年の民主主義体制の確立後、順調に経済成長を続けて、本年1月、ムーディーズの信用格付けも投資適国に格上げ(Ba1⇒Baa3)されました。さらに、中国リスクの回避、タイの大洪水を契機にしたリスク分散の動きなどの後押しもあり、日系企業の同国への投資が急拡大しています。また、自動車関連産業、鉄・非鉄、化学品、食品加工などの新規設備や既存製造設備の更新及び拡張需要やインフラ整備(道路、鉄道、港湾、空港、電力、上下水道など)も活発で、産業設備機器に多くのラインナップを持つ当社にとっては、今後の最重要国として位置づけています。
当社は、1970年代からインドネシア市場には発電機や鉄鋼向けリフマグ、食品工業向けに振動搬送装置など相当数の製品を納めていますが、日本、シンガポールまたはバンコクからの出張ベースでの営業活動にとどまっていました。今回の駐在員事務所の開設によって、販売・サービスでは、これまで遠隔対応であった既納顧客とのコンタクトを密にすることで、更新案件、新規案件の掘り起こしに繋がると期待しています。また、「海外で売れる製品への開発」も当社にとって大きな課題となっており、販売、サービスだけでなく、海外向け製品開発のために情報収集し、国内開発部隊へフィードバックする情報拠点としての位置づけも担っています。
現在、当社の海外売上に占めるインドネシアの割合はまだ少ないですが、今回の新事業拠点の開設により、5年後には海外売上の20%まで伸ばすことを計画しています。また、インドネシア駐在員事務所は邦人、現地採用を合わせて4名でのスタートですが、今後、更なる増員と事業法人化、製造拠点開設の検討も視野にいれており、タイと並んで、ASEAN地域の海外事業展開の中心となることを期待しています。 |
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正式名称: |
シンフォニアテクノロジー株式会社 インドネシア駐在員事務所 (SINFONIA TECHNOLOGY CO., LTD. Representative Office in Indonesia) |
所在地: |
Graha Paramita 8th Floor Suite E Jl. Denpasar Raya Block D2 KAV. 8 Kuningan, Jakarta, 12940 Indonesia |
TEL: |
+62-21-252-3606 |
FAX: |
+62-21-252-3608 |
人員: |
邦人、現地採用合わせ4名の予定。今後増員予定。 |
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シンフォニアテクノロジー株式会社
総務人事部広報グループ 担当 嶽本(だきもと) Tel.03-5473-1803 |
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〒105-8564 東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー |
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