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省スペース化とパワーアップの双方を実現
新形電磁式リニアフィーダを開発
ボディーサイズは同じで積載可能シュート長さを最大200mmアップ

2013年2月20日

 シンフォニアテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、社長:武藤昌三)は、従来機に比べシュート部の長さが最大200mmアップ可能なロングシュート対応の新形電磁式リニアフィーダ(LFGシリーズ)を開発し、2013年2月より販売を開始する。

 電磁式リニアフィーダは、主に部品や紛粒体などを、電磁石を媒体に振動を発生させることによって次工程へ効率的に供給する振動搬送プロセス装置。単体で使われることもありますが、パーツフィーダから整列排出された部品の整列貯蔵および、搬送部として使われることが一般的です。その用途は多岐に渡っており電子部品、医薬、化学、食品、窯業、ボルト、ナットなどあらゆる分野に及んでいます。当社はパーツフィーダやリニアフィーダでは業界のパイオニアとしてトップクラスの実績を有し、その技術力が高く評価されています。今回開発したロングシュート対応の新形電磁式リニアフィーダは、より長い工程の搬送、製造現場でのスペースを有効利用などのユーザー要求に応え開発しました。

 新形電磁式リニアフィーダ(LFGシリーズ)は駆動部が従来形とほぼ同寸法のまま、従来より最大200mm長いロングシュートの取り付けが可能になり、シュート積載許容質量も大幅にアップしました。また、独自の振動搬送解析技術を駆使することにより、シュート上の部品が搬送ムラ無く安定した振動搬送を実現し、構造面では、シュート取り付け面より後部ウエイト上面を低くすることによりリニアフィーダの機器配置が大幅に改善されました。ロングシュート対応が可能になったことによるパワフルな搬送と、使い勝手の大幅改善を合わせて実現しました。

 新形電磁式リニアフィーダ(LFGシリーズ)は駆動部サイズにより600/750/900(数字は、シュート仕様上限長さ寸法)の3機種をリリース。販売価格は4万円(LFG-600駆動部のみ)。
3機種合計で、初年度より年間5万台の販売を計画しています。
【主な仕様】
形式 LFG-600 LFG-750 LFG-900
適用シュート 最大長さ mm 600 750 900
質量範囲 kg 1.4〜3.6 2.2〜5.4 4.0〜9.8
駆動部の入力電源 定格電圧 V 200V
定格電流 A 0.2A 0.37A 0.41A
振動数 Hz 80〜110 80〜100 80〜110
最大振幅 mm 0.65 0.75 0.9
適正コアギャップ mm 0.7〜0.8 0.8〜0.9 1.0〜1.1
ウエイト移動距離 最大 50mm 60mm
駆動部質量 kg 7.4 13.2 19.6
使用環境 温度範囲 0〜40℃
湿度範囲 10 〜 90%RH(但し結露なきこと)
適用コントローラ AC200V用 C10-VF、C10-1VFEF
AC100V用 C10-1VF+C10-TR、C10-1VFEF+C10-TR
本件についてのお問い合わせは下記まで御願いします。
【報道関係様】
 シンフォニアテクノロジー株式会社
 総務人事部広報グループ 担当 嶽本(だきもと) Tel.03-5473-1803
【お客様】
 パーツフィーダ営業部 Tel.03-5473-1837
住所はいずれも
〒105-8564 東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー
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