ベトナムハノイ近郊に新会社設立 4月より電磁マイクロクラッチ生産を開始
2016年4月19日 |
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シンフォニアテクノロジー株式会社(本社:東京都港区、社長:古谷浩三)の子会社であるシンフォニアマイクロテック株式会社(本社:兵庫県明石市、社長:明石征好)は、昨年6月、ベトナムに新会社SINFONIA MICROTEC (VIETNAM) CO., LTD.(所在地:ハナム省、社長:高島昭夫)を設立、ハノイ近郊に新工場の建設を進め、本年2月に竣工し、この程4月1日より操業を開始しました。
シンフォニアマイクロテックは複写機やプリンターの給紙機構に使用されるOA機器用電磁マイクロクラッチで世界トップシェアを有しており、プリンタメーカー各社が生産拠点を置く、中国華南地区の東莞市で月産300万台以上の生産を行ってきました。
しかしながら、近年、中国国内の人件費高騰などの影響もあり、顧客メーカー各社がベトナム北部に生産拠点を建設されている状況もあり、シンフォニアマイクロテックでは、人件費や物流コスト、部品調達コストなど総合的に検討した結果、東莞工場に次ぐ主要生産拠点をベトナムに建設することを決定し、この程、4月1日より、操業を開始する事となりました。
新工場はハノイ市から南へ約40kmの距離に位置するドンバンⅡ工業団地(ハナム省)に立地し、敷地面積は14,170m2で、建屋は2階建て、総床面積は4,200m2です。
シンフォニアマイクロテックでは、東莞工場の生産も維持しつつ、ベトナム新工場では16年度内に月産50万台、17年度からは月産100万台規模まで拡大する計画です。合わせて、従業員は当初は30人でスタートしますが、16年内に100人、2年目には200人に増加する予定です。
また、今後は、現在9割以上を占めるOA機器向けだけでなく、マイクロクラッチで培った技術をベースに、シンフォニアテクノロジーとの連携を一層深め、新たな用途開発や新分野での製品開発を進め、一層の生産拡大を目指してまいります。
なお、シンフォニアマイクロテックは2010年に京セラミタ株式会社様から買収し、13年にダイケンからシンフォニアマイクロテックに社名変更しました。
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【設立会社】
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名称 |
SINFONIA MICROTEC (VIETNAM) CO., LTD. |
代表者 |
高島 昭夫 |
設立 |
2015年6月19日 |
操業開始 |
2016年4月1日 |
所在地 |
Dong Van Ⅱ Industrial Zones, Duy Tien District, Hanam Province, Vietnam. |
資本金 |
4,000,000 USD シンフォニアマイクロテック(株)の100%出資 |
土地面積 |
14,170m2 |
総床面積 |
4,200m2(2階建て) |
従業員数 |
30名(操業開始時) (今後の予定)2016年12月100名、2017年9月200名 |
事業内容 |
電磁クラッチ・ブレーキの製造、販売 |
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【親会社】
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名称 |
シンフォニアマイクロテック株式会社 |
代表者 |
代表取締役社長 明石 征好 |
所在地 |
兵庫県明石市本町2-2-20 |
資本金 |
8,450万円 シンフォニアテクノロジー(株)の100%出資 |
設立 |
1975年8月(2010年3月京セラミタ株式会社より買収、2013年3月株式会社ダイケンより社名変更) |
従業員数 |
650名(中国香港、東莞含む) |
事業内容 |
電磁クラッチ・ブレーキの製造、販売 |
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