2019年10月25日
シンフォニアテクノロジー株式会社(本社: 東京都港区、社長: 斉藤文則)は、国立大学法人豊橋技術科学大学と両者の知識、経験及び人的資源、物的資源を相互に活用した研究の推進、研究成果の社会活用促進、高度な人材の育成を目的として、豊橋技術科学大学に「シンフォニアテクノロジー次世代スマートファクトリー共同研究講座」を開設しました。期間は本年2019年10月から2025年3月末の5年半です。
当社と豊橋技術科学大学は、2005年に包括協定を締結し、電気・機械分野を中心に、絶縁、クレーン、エネルギー、振動制御、さらに農業関連などで連携研究を行い、多くの実績と成果を挙げています。
また、近年、IoT、AI、ビッグデータ、ロボット制御ほか、情報・制御分野における技術革新は目覚ましく、これらの難度の高い最新技術を採用することで研究開発を加速・達成することが可能になります。この度、従来行っていた豊橋技術科学大学との個別の研究委託を発展させ、共同研究講座として包括的に連携し数年以上先を見て研究を進めることで、より効果的に、また加速度的な新商品の創出を期待しています。
当社は、これまで豊橋技術科学大学はじめ、各地の大学と共同研究を行ってきましたが、5年半にわたる長期間の共同研究講座の開設は、初めての試みとなります。
共同研究講座の役割分担としては、ベース研究は大学で実施していただき、弊社はものづくりを担当し、一早く市場に新商品を提供、事業化を目指します。
なお、本件につきましては10月25日に、豊橋技術科学大学において、豊橋技術科学大学から大西隆学長、寺嶋一彦理事・副学長、情報・知能工学系三浦純教授、当社からは代表取締役会長武藤昌三ほか関係者が出席し、共同記者会見を行いました。