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振動乾燥・冷却実験車を完成
パン粉からアルミナまで粉粒体を連続処理
客先で実際の材料を使いテスト可能に


振動乾燥・冷却実験車

 当社は、生パン粉、カレー粉など粉粒体を連続して乾燥・冷却するために使われる、振動コンベヤをベースにした振動乾燥・冷却装置を製造してきました。このたび、振動コンベヤ部分を縮小した振動乾燥・冷却装置を製作、4tトラックに搭載した振動乾燥・冷却実験車を完成しました。
受注した振動乾燥・冷却装置の製造にあたっては、対象の材料に応じ仕様を細かく変える必要があります。このため、お客様から材料を借り出し、当社内の振動乾燥・冷却実験設備を使い、材料特性や乾燥・冷却状況を確かめていました。しかし、輸送中に変化を起こし正確なデータがとれない材料や、お客様のもとから外部へ持ち出せない材料もありました。
 今回の振動乾燥・冷却実験車の完成により、お客様のもとで実際の材料を使い装置を作動させ、データの収集・解析ができますので、これまで以上にお客様のニーズに合致した装置を製造することができるようになります。
振動乾燥・冷却実験車は、8月より稼働、要望に応じて日本全国に出向くことにしています。

振動乾燥・冷却装置 What?
 振動乾燥・冷却装置は、振動コンベヤをベースに熱源(冷却源)と送風装置、排気集塵装置などを組み合わせています。振動によって材料を運びながら流動化し、下方からの風を粒子間にまんべんなく通し、ムラのない高品質の乾燥・冷却をおこないます。冷凍食品用生パン粉、カレー粉、粉チョコレートなどの食品、飼料フレーク、あるいはハードフェライト、アルミナなどの製造装置に直結させ、それらの乾燥・冷却を効率的にするために使われます。

コンテナハウスに実験装置を組み込んで
 振動乾燥・冷却実験車はコンテナハウス(幅5.4m、奥行き2.5m、高さ2.4m)を4tトラックに載せています。コンテナ内部は振動乾燥・冷却装置を納めた作業室と測定機器ユニットのある分析室に分かれています。
実験車では、これまで難しかった以下のような材料を対象にした場合の装置の作動状況、材料の乾燥特性をつかむことができます。

〔実験対象の材料〕
1.経時変化を起こす材料
 a. 室温が高いまま乾燥する必要のあるもの
 b.腐りやすい、なまものものなど
 c.移動中に固まるもの、蒸発するもの
 d.物性が変化するもの(食品、化学、医薬の造粒品など)
2.社外に持ち出せない材料

〔実験項目〕
(1)乾燥実験
(2)冷却実験
(3)分級実験(軽く小さいものを空気で吹き飛ばして除去すること)

〔実験で得られるデータ〕
(1)材料の乾燥特性
(2)装置の作動状況、挙動
(3)発塵状況
(4)材料の品質変化

〔実験の流れ〕
現場での実験の流れは以下のとおりになります。短時間で終了する実験だけでなく、数10回の実験を連続しておこなうこともできます。お客様の立会いも容易なので、お客様の希望を入れて実験をフレキシブルに変えることができます。

装置を使っての乾燥・冷却実験

水分測定

パソコンをつかってデータ解析

お客様へのプレゼンテーション

スピーディな対応がメリット
 振動乾燥・冷却実験車が稼働することにより、以下のメリットが考えられます。
(1)装置の発受注にあたって、お客様、神鋼電機双方ともスピーディな対応ができるようになります。
(2)これまで、経時変化をする材料については正確なデータ測定が難しかったため、装置がオーバースペックになる傾向がありました。しかし、実際に稼働する状況でテストができるため、正確なデータをとることが可能になります。
(3)このため、お客様のニーズにより一層あった装置の提案ができるようになります。

振動乾燥・冷却実験車の詳しい資料をご希望の方は、電子メールまたは下記へご連絡ください。

〒105-8564 東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー
Tel. 03-5473-1803
神鋼電機株式会社 広報宣伝室まで

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