ＯＡ機器用マイクロクラッチ中国深センに第二の海外生産拠点設立

ＯＡ機器用マイクロクラッチ

中国深センに第二の海外生産拠点設立

年間３６０万個の生産を予定

　
当社は、このほど中国華南地区での需要増に対応し、複写機・プリンターなど各種ＯＡ機器に使用されているマイクロ・クラッチの生産を深センで開始します。本年１２月中に工場を設営し、来年１月から本格稼動に入ります。

ＯＡ用マイクロクラッチの顧客である事務機器メーカー各社は、中国へのシフトがますます加速しており、とりわけ中国の深センを中心とした華南地区には約９０％の事務機器メーカーの生産拠点が集中しています。
顧客であるＯＡ事務機メーカーの至近距離に生産拠点を持つことにより、顧客からのＪＩＴ（ジャスト・イン・タイム）納入の要請に応えると共に、木目細かなアフターサービスを行うことにより、同地区での受注量を更に伸ばして行くことを目的としています。
当社は電磁クラッチ・ブレーキのトップメーカーとして高いシェアを持ち、国内および国外での販売を行っています。中国においては、既に１９９４年９月、天津市に一般産業機械用クラッチ・ブレーキおよびＯＡ機器用マイクロクラッチの生産会社である天津神鋼電機有限公司を設立し、年間約２４０万個のマイクロクラッチを生産しています。

今回、中国での第二の生産拠点となる深センで年間約３６０万個のマイクロクラッチ生産が加わると、当社のマイクロクラッチ総生産量の約７０％を中国にシフトすることとなります。今後、中国への生産シフトを更に加速し、早期に年間１０００万個体制を築くことでトップメーカーの地位を確実なものとして行きたいと考えています。

OA機器用マイクロクラッチ

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