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デュアルモーションパーツフィーダの新シリーズを発売!
駆動部のコンパクト化で、従来機との代替も可能
 当社は、ワークおどりが小さく低騒音で、高速搬送が好評のデュアルモーションパーツフィーダに、新たに開発した小形ローヘッドタイプのデュアルモーション機構(楕円振動)を採用した新シリーズ6機種を5月20日より発売いたします。
 「デュアルモーションパーツフィーダ」は、垂直方向と水平方向の振動の振幅を個別に制御して楕円振動を発生させることで(デュアルモーション機構)、従来にない低騒音で、滑らかな部品の整列供給を行うことができる、他社にない当社独自の商品です。
 今回、新発売するローヘッドタイプは、低騒音化、滑らかな搬送といった従来のデュアルモーションパーツフィーダの特長を生かしつつ、デュアルモーション駆動部の外観寸法(全高、直径)をコンパクト化したことによって、従来のボウルがそのまま使用できますので、当社の従来機や他社製品との入換えが可能となりました。
また、販売価格も従来のデュアルモーションパーツフィーダに比べて大幅にローコストで提供する予定です。
 当社は、新シリーズの販売を、
1)樹脂製ワークで傷を嫌う医療部品、電気電子部品
2)騒音対策を必要とする自動車部品、金属部品
3)高精度な選別を必要とする精密機械部品や電気電子部品など向けに、駆動部単体販売やセット品販売で、10億円/年の売上を見込んでおります。
 
1.特長
1)低騒音で滑らかな搬送供給
垂直振幅を必要最小限に抑えて設定できるため、ボウル内でのワークの踊りが極めて小さくなります。このため、ワークをジャンプさせることなく水のように送り出し、ワッシャや水晶発振子など薄いものでも重ならず滑らかに搬送できます。また、ワークとボウルとの衝撃が小さく、搬送にともなう音が静かです。
2)微少選別の供給能力を大幅アップ
ワークをジャンプさせずに搬送できるため、微少な選別を必要とするワークでも
供給能力を大幅にアップできます。
3)多様なワーク搬送に対応可能
水平振幅、垂直振幅、および位相差をそれぞれ独立して設定できるため、硬いも
のから柔らかいもの、重いものから軽いもの、厚いものから薄いものまで、ワー
クの性質に応じた最適な振動で搬送できます。
4)回転方向の切換えが容易
従来機種では、ボウル内のワークの流れは時計回り、あるいは反時計回りのいず
れかに固定されていました。
デュアルモーションパーツフィーダでは、位相差の設定により、時計回り、反時計回りが一台の駆動部で切換えられ、従来品に比べて用途が広がりました。
5)EA/ERシリーズとの置換え可能
駆動部の据付寸法、およびボウル取付は当社製EA/ERシリーズと全く同一なため、EA/ERシリーズとの置換えが可能です。
6)省力、省エネ運転
オートチューニング機能により、常に共振点を自動追尾しますので、共振点が変化しても駆動周波数の再調整が不要です。
また、エネルギー効率に優れた共振点での運転により省エネ運転が可能です。
7)外部信号による設定値の切換えが可能
各設定値(水平、垂直振幅、位相差)を最大4通り記憶し、外部からの入力信号で切換えられます。
 
2.デュアルモーション機構(原理)
ボウルを振動させる水平方向と垂直方向の加振力に、適正な位相差を与えることによりデュアルモーション機構(楕円振動)が発生します。楕円振動によるワーク搬送はトラック面を滑るように搬送させることができます。


 

3.概略仕様
形   式 DMS-15 DMS-20 DMS-25 DMS-30 DMS-38 DMS-45
駆動部外径
(mm)
φ160 φ210 φ260 φ310 φ390 φ460
駆動部高さ
(mm)
130 150 185 220 250 265
駆動部質量
(kg)
7 14 25 40 70 110
定格電圧
(V)
200          
定格電流
(A) 水平
0.15 0.25 0.6 2.0 2.0 1.0

垂直

0.15 0.25 0.3 0.8 0.8 2.0
振動数(Hz) 100〜180 70〜110
未加工
ボウル径
(mm)(円筒)
φ150 φ200 φ250 φ300 φ375 φ450
最大ボウル
径(mm)
φ250 φ320 φ400 φ500 φ600 φ700
最大振巾
(mm) 水平
0.6 1.0
(未加工円筒ボウル外周) 垂直 0.13 0.3
リード線 0.5mm2×5芯 0.75mm2×5芯
適用
コントローラ
C9−4DMB C9−4DMまたはC9−4DMB

 


この件についてのお問い合わせは下記にお願いいたします。

お 客 様 :神鋼電機株式会社 パーツフィーダ営業部 
Tel. 03-5473-1835
Fax. 03-5473-1847
〒105-8564 東京都港区芝大門1-1-30 芝NBFタワー

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