1. |
電気自動車(EV)の新型モデル開発期間を大幅にスピードアップ |
|
今回開発のモータシミュレータは、モータ、ダイナモメータと組み合わせる事なく評価テストを行う事が可能となり、モータシミュレータと配線を繋ぐだけで各種評価試験が可能となります。そのため自動車メーカーでは、開発するモータの完成を待たずに、モータ制御装置(インバータ)の評価試験と、モータの開発を同時並行して行えることから、開発期間を大幅に(6ヶ月以上)スピードアップすることが可能です。
|
2. |
評価試験の時間短縮 |
|
モータ制御装置(インバータ)とモータやダイナモメータを組み合わせて行う従来の試験方法では、モータのセッティングと、その動力負荷装置の接続、あるいは、試験目的別による煩雑な段取り作業に時間がかかっていましたが、本試験装置を用いた場合は、自動車メーカーが開発したインバータとモータシミュレータ間の配線を繋ぐだけで済みますので、試験評価をスピィーディに行うことができます。
|
3. |
省エネ効果を発揮した試験が可能 |
|
今回開発のモータシミュレータによる評価試験では、モータやダイナモメータを稼動させる従来方式に比べ、回転する部分が一切無い全静止型ですから、低騒音であり、電力消費は極めて小さいので設備からの発熱も少なく、また振動もありません。併せて、テストエリアの縮減も図る事ができます。 |