2020年10月23日
10月21日、当社社内のパソコン1台がコンピュータウイルス「Emotet」(エモテット)に感染したことを確認いたしました。現在、社内のすべてのパソコンのウイルスチェックを実施中で、現時点では他に感染したパソコンの存在は確認されておりません。
Emotetは、実在の相手の氏名、メールアドレス、メールの内容などの一部が流用され、あたかもその相手からの返信メールであるかのように装うのが特徴で、いわゆる“なりすましメール”と呼ばれる迷惑メールです。
このコンピュータウイルスEmotetは、感染すると情報を窃取するモジュールがダウンロードされ、さまざまな情報が外部サーバーへ送信される可能性があります。
差出人のメールアドレスや本文に不審な点があるメールを受信された際には、ウイルスへの感染や不正なアクセスの可能性がございます。ご注意のうえ、添付ファイルの開封やメール本文に記載されたURLのクリックはお控えいただき、メールそのものの削除をお願いいたします。
現時点におきまして、当社または当社社員を装ったなりすましメールは確認されておりませんが、今後、送信される可能性もございます。皆様におかれましては、当社からのメールのみならず、このような迷惑メールにはくれぐれもご注意いただきますよう、お願いいたします。
この度は、皆様にお手数とご心配をお掛けいたしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
「Emotet」の詳細につきましては、情報処理推進機構のホームページから、「Emotetと呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて」をご確認ください。
https://www.ipa.go.jp/security/announce/20191202.html
また、コンピュータウイルス「Emotet」の感染につきましては、「一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター」が発行しているチェックツールを使用し、ご確認いただけます。
*コンピュータウイルス「Emotet」のチェックツール
https://github.com/JPCERTCC/EmoCheck/releases